By Michael Baxter -2025年7月7日（Real Raw Newsより翻訳）
DHS関係筋が匿名を条件に語ったところによれば、フロリダ・エバーグレーズに設置された収容所「アリゲーター・アルカトラズ」が6日（土）夜、初の死亡者を出した。
情報によると、22時頃、米国内で複数の犯罪歴を持つ不法入国者が、マットレスのスプリングを加工した即席ピックで自らを含む8人収容のトレーラーのドアを解錠し、巡回中のICE職員の目を潜って施設外周の高フェンスに接近した。そのフェンスの外側には、延々と湿地帯が広がるエバーグレーズが待ち受けている。
日付が変わる前、0時過ぎの定期点呼でICE職員がメキシコ国籍のエンヘル・エレラの欠員に気づいた。エレラはフロリダ中部で3件のレイプを働いた疑いがある人物である。奇妙なことに、ドアが開放されていたにもかかわらず、同じトレーラーにいた他の不法入国者は誰ひとり脱走を試みなかった。
ICEはトレーラーメイトから事情聴取を行ったが、誰も脱走計画を把握していないと主張した。周囲を捜索したところ、内側に向けて有刺鉄線が張られたフェンス頂部で新しい血痕が滴り落ちているのが発見された。また、暴力犯罪容疑者に支給されるオレンジ色ジャンプスーツの血染め切れ端も確認された。
0時30分頃には、投光器を備えたICE捜索班がエバーグレーズ側を捜索し、6隻のスワンプボートも投入された。収容所から約1マイルの浅い湿地で、丸太に挟まるようにして浮かぶ新鮮な遺体片が発見されたである。膨れ上がった遺体は片腕と片脚が欠損していたが、身元はエレラと確認された。
「ワニがわれわれより先に彼を“捕獲”したというわけだ。運試しをして、地獄を見たということだろう。現在、トレーラーのセキュリティを強化中である」と情報筋は述べた。
