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トランプ大統領、FRB改修費を批判しパウエル氏の辞任要求――監察官は管理上の問題を指摘

トランプ大統領は9月30日、Truth Socialで連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事を批判し、ジェローム・パウエル前議長に理事としての辞任を求めた。また、トッド・ブランシュ司法長官に監察官報告書の検討を依頼したと述べた。

FRB監察官の公式概要は、工事の契約管理や費用管理、内部の監督体制に問題があったと指摘している。一方、報告書を引用した報道によれば、刑事当局への付託を必要とする連邦刑法違反の合理的な根拠は認められなかった。

トランプ大統領の投稿全文(日本語訳)

以下は投稿の全文訳です。投稿中の主張や表現を原文に沿って訳しており、当サイトがすべてを事実として確認したものではありません。事実関係の補足は訳文の後に記載しています。


ジェローム・「遅すぎる」・パウエルによる、ワシントンD.C.の連邦準備制度本部の「改修」に関する監察官報告書が、先ほど公表された。報告書は「改修プロジェクトの管理に欠陥」があったと述べている。

建物の工事費は記録的な規模で予算を超過しており、少なくとも「遅すぎる」パウエルは理事会から辞任させられるべきだ。建物すら管理できないのだから、彼の高金利政策――「トランプ!」に対してだけ適用されるものだ――を管理させるべきでは、なおさらない。

私はトッド・ブランシュ司法長官に報告書を検討し、比較的小規模な建物群でありながら予算を数億ドルも超過し、報告書によれば少なくとも25億ドルを要することになった、終わりの見えないこの工事について、どう対処すべきか判断するよう求めた。

報告書には、次のように書かれている。

「理事会が[建設管理業者]からプロジェクトの費用見積もりを得たのが2026年1月だったことを、われわれは懸念した。これは着工から3年半後であり、理事会が20億ドルを超える建設工事を発注した後だった。2026年7月時点でも、着工から4年以上が経過し、20億ドル分の建設工事が発注済みであるにもかかわらず、理事会は[保証最大価格]を設定していなかった」

まったく前代未聞の状況だ!

「したがって理事会は、いまだ費用の確実性を得ておらず、[建設管理業者]に相応のリスクを移転していない」

実際には、この25億ドルは35億ドルになり、完成する頃には40億ドルになるかもしれないと私は考えている。まともに完成しない可能性さえある。

遮音性能をはじめ、建物のあらゆる要素は、以前より劣るものになるだろう。とりわけ、連邦準備制度の建物を際立たせていた壮麗な美しさ、彫刻を施した天井や壁、その他多くのものは、二度と再現されない。代わりに、平板で退屈な、中級にも満たない仕上げに置き換えられているだけだ。

私なら、建物の壮麗さを完全に維持しながら、2500万ドルではるかに優れた改修を行い、それでもお金が余っただろう。彼らは建物の美しさと輝かしい歴史を完全に破壊した。

これはジェローム・パウエルの責任であり、彼は直ちに辞任させられるべきだ! 辞任しないなら、腐敗か無能のいずれか――どちらも到底受け入れられない――を理由に、合衆国政府が最高レベルで彼を提訴すべきである。

……なお、この建物にドナルド・J・トランプ大統領、つまり私の名前を付けてほしくはない!

この件へのご注目に感謝する。

ドナルド・J・トランプ大統領


出典:トランプ大統領の原投稿

※「保証最大価格」は、契約上、工事費の上限を定める仕組みを指す。

発言に関する事実確認

監察官は管理上の問題を指摘

公式報告書の概要は、FRBが建設管理契約を効果的に運用せず、費用管理の条項から繰り返し逸脱したと指摘している。また、工事の規模や複雑さに見合う内部の監督体制が不十分だったとして、7項目の改善を勧告した。FRBは勧告に同意している。

公式掲載ページに記載された報告書の日付は、2026年9月29日である。

出典:FRB監察官の公式概要・報告書

管理上の問題と、犯罪の認定は別

報告書を引用したReutersの報道によれば、監察官は刑事当局への付託の根拠や、行政上の不正行為を認めなかった。

したがって、トランプ氏の「腐敗」を理由とする提訴要求は本人の主張であり、監察官がパウエル氏の腐敗や犯罪を認定したという意味ではない。

出典:Reuters報道(転載)

工費の数字は対象と時点を区別する必要がある

公式概要によれば、建設費の予算は2020年2月の9億2100万ドルから、2024年の改定予算で20億1800万ドルに増えた。これらは建設費の数字であり、総事業費とは区別する必要がある。

投稿中の「35億~40億ドルになる」「自分なら2500万ドルで改修できた」という記述は、トランプ氏の予測や主張である。今回確認した公式概要では、これらの金額は裏付けられていない。

出典:FRB監察官の公式概要

パウエル氏は前議長であり、理事として在任

FRBの公式情報によれば、ケビン・ウォーシュ氏が2026年5月22日に議長に就任した。パウエル氏は理事として掲載されており、今回の投稿は理事会からの辞任を求める内容である。

出典:FRB公式・ウォーシュ議長の略歴と理事一覧

司法長官への検討依頼が実際に行われたか、今後どのような対応が取られるかは、今回確認した資料では不明である。

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