トランプ大統領は10月1日、Truth Socialで、物価がバイデン前政権の残した水準から大幅に下がっていると主張した。物価高について民主党を批判し、共和党が問題を是正していると述べた。
■ 投稿の全文日本語訳
「物価は、バイデンと民主党が我々に残した水準から大幅に下がっている。それが私が選挙に勝った理由であり、今や物価は急速に下がっている。これは民主党の責任であって、共和党の責任ではない――しかし、我々がそれを正している!
ドナルド・J・トランプ大統領」
※原文では、民主党を意味する「Democrats」を揶揄して「Dumocrats」と表記している。
投稿日時:2026年10月1日午後1時38分(米中部夏時間)/10月2日午前3時38分(日本時間)。
■ 公式統計ではどうなっているか
米労働統計局(BLS)が9月11日に公表した8月の消費者物価指数(CPI)では、物価全体は前年同月比3.4%、前月比0.4%上昇した。前月比は季節による変動を調整した数字である。
食品とエネルギーを除く指数の年間上昇率は、7月の2.5%から8月の2.4%へ鈍化した。ただし、これは値上がりのペースが緩やかになったことを示し、価格そのものが下がったこととは異なる。
■ 発言を読む際の注意点
8月の統計は、物価全体が前月や前年より下がったことを示していない。一方、個別の商品やサービスには値下がりしたものもある。
トランプ氏の投稿には、比較する時点や対象の商品が示されていない。また、8月の統計だけで10月1日時点の動きを判断することもできない。そのため、「物価が急速に下がっている」という発言は、対象と期間を明確にして検証する必要がある。
物価高の責任を民主党に帰した部分は、トランプ氏の政治的な主張として紹介する。
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