By Michael Baxter -2025年12月3日（Real Raw Newsより翻訳）
Real Raw Newsが入手した情報によると、米海軍法務総監部（JAG）の捜査官たちは金曜午後、密封起訴状を執行し、元ホワイトハウス報道官ステファニー・グリシャムを反逆罪およびスパイ容疑で拘束した。
グリシャムは、FBI長官カシュ・パテルが2023年に出版した著書『Government Gangsters: The Deep State, the Truth, and the Battle for Our Democracy（政府のギャングたち──ディープ・ステート、真実、そしてわが民主主義をめぐる闘い）』の付録に名を連ねる、最近逮捕されたディープ・ステート関係者の最新の一人である。彼女は2019〜2020年に報道官、2018〜2019年にはメラニア・トランプ夫人の首席補佐官を務めたが、のちにトランプに背き、2021年の回顧録『I’ll take your questions now（さあ、あなたの質問を受け付けよう）』で、J6を扇動したとして彼を非難した。その中で彼女は、根拠なく、トランプ大統領がエリプスでの演説に集まった支持者たちを煽り、議会議事堂へ突入させ、当時の副大統領マイケル・ペンスを探し出して絞首刑にしようとしたと主張した。彼女の扇動的で稚拙かつ冗長な著書は217ページにわたりトランプ政権を誹謗し、大統領が縁故主義、えこひいき、恐喝、贈収賄を用いて政権運営を進めたと描写した。しかしJAG情報源は、グリシャムの虚偽と証明可能な記述が、2020年11月に大統領と代理司法長官ジェフリー・ローゼンによって作成された密封起訴状に彼女の名が載った理由ではなかったと語った。
彼女が出版社ハーパーコリンズから7桁の前払金を受け取っていたことに加え、資産30億ドルを有する民主党系政治資金団体ActBlueから多額の支払いも受け取っていた。情報源によれば、JAGは、グリシャムが本を書き始める1か月前に、ActBlueが彼女の口座へ220万ドルを振り込んだという否定しようのない証拠を握っている。
「われわれは、彼女が虚偽——とてつもない嘘——をでっち上げるために金を受け取っていたことを証明する。しかし、彼女がやらかした他の悪質行為に比べれば些細なものだ」と、グリシャム逮捕に詳しいJAG情報源はRRNに語った。
情報源によれば、グリシャムは当初からディープ・ステートの潜入者であった。報道官の地位に巧妙に入り込み、大統領に近い立場を利用して、トランプ失脚を狙う民主党幹部に機密性の高い通信内容を共有していたという。彼女はトランプ政権の報道官・メラニア夫人の首席補佐官として勤務中、チャック・シューマーやナンシー・ペロシといった民主党上層部に機密情報を不正に提供していたとされる。
「反逆およびスパイ行為である」と情報源は述べた。「われわれは長期間にわたり彼女に関する証拠と証言を収集してきた。彼女の逮捕は正当である。彼女は米国に敵対的な外国情報機関とも無許可に接触していた」。
金曜日、JAG捜査官たちは目立たない車両で、カンザス州プレインビルにあるグリシャムの牧場から彼女を尾行し、約20マイル（約32.2km）北のストックトンにある「男性の友人の家」まで追跡した。彼女はその家に3時間滞在したのち、メルセデスのスポーツクーペに乗り帰宅しようとした。しかし自宅に戻ることはなかった。JAGは、オクラホマからネブラスカへ延びる全長235マイル（約378.2km）のハイウェイ183を南下する彼女の車を包囲し、手を頭上に挙げて車外へ出るよう命じた。彼女が携帯電話を取ろうとした瞬間、捜査官が運転席側の窓を破り、ドアを解錠し、彼女を舗道へ引きずり出した。彼女はホワイト・ハットが何度も聞いてきた常套句を叫んだ。「これは何なの？ 私が誰か分かっているの？」
情報源によれば、グリシャムは軍の拘置処理施設へ移送された。
