トランプ大統領は9月30日、Truth Socialで米軍のイラク撤退について発言し、「アメリカが帰国する時だ」と述べた。確認した投稿は、自身の投稿を再共有したものだった。
米中央軍(CENTCOM)も同日、イラクにおける「生来の決意作戦(OIR)」の任務終了を発表した。一方、シリアでの対ISIS作戦は継続する。
トランプ大統領の投稿全文(日本語訳)
以下は投稿の全文訳です。投稿中の主張や表現を原文に沿って訳しており、当サイトがすべてを事実として確認したものではありません。事実関係の補足は訳文の後に記載しています。
本日、最後の米軍部隊がイラクから撤退することを発表でき、うれしく思う! 長い年月が経った。そもそも、この泥沼に巻き込まれたのは非常にまずい判断によるものだったが、まもなく、それも歴史の一部となる。
これはアメリカにとって素晴らしい日だ。そして重要なのは、イラクにアリ・アル=ザイディという素晴らしい新首相がいる状況で、われわれが撤退できることだ。私は最初から彼を支持し、全面的に支持を表明していた。彼は勝つとは予想されていなかった選挙に勝ち、しかも圧勝した!
ジョージ・W・ブッシュ大統領の下で2003年に開始され、2014年のバラク・フセイン・オバマ政権、そして「居眠りジョー」ことジョー・バイデンの下で継続された「生来の決意作戦(Operation Inherent Resolve)」は、ドナルド・J・トランプ大統領の指導の下、2026年に終了する。
本日は、アメリカ合衆国の勝利であり、イラクの勝利であり、そして第一次トランプ政権の下で徹底的に打ち砕かれたISISや、その他の非常に悪質で危険な勢力に対する決定的な勝利でもある。
大量の軍事装備をはじめ、あらゆるものが置き去りにされ、13人の戦士が命を落とし、多くの者が重傷を負ったアフガニスタンとは異なり、エルビル空軍基地からの有志連合の部隊・装備の秩序ある撤収は、莫大な費用を要した地獄への遠征の終わりを告げるものだ。
私は明確な任務を定め、指揮官たちに任務を完遂するための手段を与え、一時的な駐留が恒久的なものになることを拒んだ。とどまるか、撤退するかという選択肢があったが、間違いなく、アメリカが帰国する時だと感じた!
アル=ザイディ首相は傑出した人物であり、物事を非常にうまく対処してくれることを願っている。
われわれはカリフ国家と戦うために来た。もはやカリフ国家は存在しない。われわれは帰国する!
ドナルド・J・トランプ大統領
発言に関する事実確認
イラクでの任務終了と、シリアでの作戦継続
CENTCOMは9月30日、エルビル空軍基地から米軍の部隊・装備の撤収を完了し、イラクにおけるOIRの任務を終了したと発表した。
一方、OIRの司令部はヨルダンに置かれ、シリアでの対ISIS作戦は継続する。今回の発表は、対ISIS作戦全体の終了を意味するものではない。
OIRの開始年は2014年
投稿には、OIRが2003年に開始されたとの記述がある。しかし、OIRは2014年に始まった対ISIS作戦であり、2003年に始まったイラク戦争とは区別する必要がある。
出典:英国国防省の発表
ISISの脅威が完全になくなったわけではない
原文の「completely decimated」は、ここでは「徹底的に打ち砕かれた」と訳した。ISISに対する勝利を強調するトランプ氏の表現であり、組織や脅威が完全に消滅したと確認されたことを意味しない。
CENTCOMはISISの脅威低下を説明する一方、引き続き警戒と対応が必要としている。
「選挙で圧勝した」という表現について
アル=ザイディ氏が「選挙で圧勝した」とする記述は、トランプ氏の主張として掲載している。具体的にどの選挙や結果を指すのかは、今回確認した資料では不明である。
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