By Michael Baxter – 2025年7月24日（Real Raw Newsより翻訳）
米国海軍司法総監部は火曜日、カリフォルニア州兵の上級下士官を軍法会議にかけ、反乱、反乱扇動、およびそれほど重大ではない犯罪で有罪判決をを下した。
6月に報じられたとおり、米海兵隊はカリフォルニア州の自宅でコマンド・チーフ・マスター・サージェント・リン・E・ウィリアムズを逮捕した。ウィリアムズは、ロサンゼルス市中心部で連邦当局の活動を妨害し大規模な混乱を引き起こした反ICE抗議者を阻止する軍事作戦「タスクフォース51」に参加していた。彼の逮捕は、市長カレン・バスと共謀し不法移民支持者であるとの軍事宣誓供述書に基づくものだった。彼はバス市長に、「トランプは私の大統領ではない」と語り、部下たちに大統領の移民政策に反対するよう命じるつもりだと伝えていた。
JAG は、ウィリアムズを統一軍法典第 94 条（反乱または反乱扇動）、第 92 条（職務怠慢）、および第 82 条（犯罪の教唆）で起訴した。
7月22日火曜日、ウィリアムズとJAGが選任した弁護士は、代理の軍事法廷判事であるリア・レノックス少将が選任した審理委員会の前に出廷した。レノックス少将は、ウィリアムズが「無罪」を主張し、第31条（第5修正条項の権利に類似し、特に黙秘権を含む）を主張したことを指摘した。
ウィリアムズの弁護士は、冒頭陳述で、彼の依頼人は「不道徳な」命令に従う義務はないと主張した。
「私の依頼人は良識ある人物であり、米国領土における米国軍の派遣、すなわちポセ・コミタトゥス法（Posse Comitatus Act）の明らかな違反に抗議する倫理観のある人物です。彼は、この派遣は、彼が最高司令官として認めない人物によって出された違法な命令であると感じています。私のクライアントは、数十年にわたりアメリカで平和的で生産的な生活を送ってきた勤勉な不法移民を逮捕し拘束する行為を、絶対に拒否しています」と、弁護士は熱弁をふるった。
レイノルズ少将は、米国法典第10編が、アメリカ合衆国が侵略を受けた場合、反乱に直面した場合、または大統領が通常の部隊では法律を執行するのに不十分と判断した場合、大統領に国民警備隊を派遣する単独の権限を付与していると述べた。
「私たちの国は、2,000 万人もの不法移民によって侵略されています。トランプ大統領は、被告に不法移民を無差別に射殺するよう命じたわけではありません。彼は、州法執行機関が到着するまで、連邦政府の建物を保護し、必要に応じて暴力的な抗議者を一時的に拘束するよう、州兵に命じたのです。被告はトランプ大統領を嫌っており、そのことは証拠によって明らかになります」と彼女は述べている。
彼女は、ウィリアムズとバスの電話での会話をパネルで再生した。この会話は、ウィリアムズの逮捕前に海兵隊サイバースペース司令部が「入手」したものだ。ウィリアムズは、トランプを「凶暴なゴロツキ」と非難し、トランプは自分の大統領ではないと述べたほか、「トランプの専制政治」に抵抗し、仲間の下士官たちに自分の行動に従うよう懇願すると述べていた。
バスに対する彼の発言には、「私はトランプではなくカリフォルニアに奉仕している」、「不法移民たちに ICE を回避する方法を教えてやる」、「不法移民を 1 人でも嫌がらせをするくらいなら、ICE の捜査官を撃ち殺す」 「拘禁に値する者がいるとしたら、それはトランプだ」、「誰かがトランプを止めなければならない、私の言いたいことが分かるだろう」などがあった。「彼は次に、私の仲間である黒人を狙っていることを知っている」、「MAGA は、不法移民ではなく、強制収容所に収容されるべきだ」などだった。
「ええ、私はドナルド・トランプを軽蔑しています。私たち全員がそう思っています。それが現実です」とウィリアムズは突然口走った。これは、コメディアン、デイブ・チャペルによる風刺的な「When Keeping it Real Goes Wrong（現実を見失ったとき）」というスキットのオチを引用したものと思われる。
「クライアントをコントロールしてください」とレイノルズ少将はウィリアムズの弁護士に言った。
その後 1 時間に、彼女は 2 人の証人を呼びんだ。2 人とも、ロサンゼルスでウィリアムズのもとで働いていたタスクフォース 51 の下士官だった。彼らの証言はぞっとするものだった。彼らは、暴れ回るウィリアムズが、ICE の襲撃を不法移民たちに警告し、彼らを市南部の「安全地帯」に無事に護送するよう命じたと主張した。
「彼（ウィリアムズ）は、不法移民たちに ICE と戦うための訓練を行うべきだと言った」と、ある証人は述べている。
「ウィリアムズは、狂った狂人のように私に近づき、不法移民たちが拘束されたり強制送還されたりしないよう保護するのが私たちの仕事だと言いました。私は彼の狂った話を聞きましたが、彼の要求には従いませんでした」と 2 人目の証人は述べ、さらに「彼は、別の暗殺者がトランプを撃つ日が待ちきれない、と付け加えました」と付け加えた。
ウィリアムズの弁護士は、証人に対する反対尋問も、録音された電話の再生にも異議を申し立てなかったが、陪審員団に対して「私の依頼人は情熱に支配されている。それは彼を犯罪者にするものではない」と述べた。
パネルのメンバーは反対した。彼らは有罪の判決を下し、最大刑を推奨した。
レイノルズ少将はためらうことなく、彼をE-1の階級に降格させ、不名誉除隊を命じ、7月29日に絞首刑に処すよう日程を組んだ。
