By Michael Baxter -2025年12月14日(Real Raw Newsより翻訳)

米海兵隊は土曜日、バラク・フセイン・オバマ政権下で国防長官を務めていたチャック・ヘーゲルが、「闇の支配者」の苛烈な統治に反対した市民民兵の指導者12名を排除するための「戦争計画」を作成していたという新たな証拠に基づき、同氏を逮捕したと、Real Raw Newsは把握した。
79歳のヘーゲルは政治家であり陸軍の退役軍人で、2013年から2015年まで第24代国防長官を務めた。ベトナム戦争でパープルハート章を2度受章し、その後ネブラスカ州選出の上院議員(1997~2009年)となった。投票記録が示すとおり、彼は自らを共和党員と称していた。
今月初め、ペンタゴン職員がほとんど使われていなかった地下の保管室を清掃していたところ、ほこりをかぶった書類棚が見つかった。引き出しには、トランプ政権および(違法な)バイデン政権以前の書類が詰め込まれていた。大半は古い外交電報、経費報告書、事業評価など無害な内容であったが、1つのフォルダには「Burn or Destroy(焼却または破棄)」と印刷されたラベルが貼られ、タイプ打ちされた1枚の紙が入っていた。その紙には、当時著名であった民兵指導者12名の名前と、彼らを暗殺するための非常計画が記されていた。
この発見に詳しい戦争省の情報源は、なぜそのフォルダがこれほど長期間発見されなかったのか説明できないとしながらも、文書の存在自体には動じていなかった。日付はなかったが、記載された名前が作成者を明確に示しているとRRNに語った。簡単な調査の結果、12名はいずれも、オバマの市民権を強く疑問視し、米国民に対する好戦的な支配を非難していた、当時の現役または元民兵指導者であった。12名のうち4名は、2016年にトランプがクリントンに勝利した後、事実上活動を引退していた。名前の横には、毒殺、外因性心臓発作、交通事故、爆発物、化学剤、自殺など、暗殺方法の案が並び、余白には、凶悪犯罪をでっち上げて罪を着せるための案が鉛筆で書き込まれていた。コンピューターへの児童ポルノの仕込みや、私用車への薬物の設置といった手口も含まれていた。
用紙の下部には、ボールペンで書かれた署名があり、「Chuck Hagel」と記されていた。
「これは、オバマの市民権、銃規制政策、大統領権限の乱用、連邦土地管理政策を批判していた、法を守る愛国者を標的にした殺害リストである。3名は2014年のバンディ対峙事件にも参加していた」と情報源は述べた。
ヘーゲルの署名の下には、最後に次の手書きの一文があった。
「抑制されない民兵の成長は急進的過激主義につながり、中和されねばならない。さもなくば国内過激派が民主的秩序を脅かす」。
早計な判断を避けるため、戦争省当局はFBIおよび海兵隊サイバー司令部に依頼し、当該文書の手書き部分を、在任中にヘーゲルが書いた文書と照合させた。
「逃れようのない真実は、これはヘーゲルの筆跡であるということだ。まったくの裏切り者である。英雄だと思っていた人物が反逆者だった例を、われわれは何度見てきただろうか。時効はなく、真実から逃れることもできない。対応について多少の議論はあったが、私より上の権限者が、海兵隊が身柄を確保することを決めた。ディープ・ステートの連中で私が好きな点が一つある。引退すると、必ず勤務先の近く、たいていはバージニア州かその周辺に居続けることだ」と情報源は語った。
同情報源によれば、クアンティコから派遣された海兵隊の専門部隊が、土曜午後10時、バージニア州にあるヘーゲルの自宅を包囲した。戦術装備の海兵隊員が破城槌でドアを破り、命令を叫びながら家屋を制圧した。パジャマ姿で眼鏡をかけていたヘーゲルは抵抗せずに手錠をかけられた。妻のリリベットは、家族を訪ねて外出中であった。
高齢のヘーゲルは協力的ではあったが、衝撃を受けていたという。
「彼は軍事治安判事の前で罪状認否を受けることになる」と情報源は述べた。「残念ながら、この文書にはオバマの名は出てこない。ただし、オバマの承認なしに、このような殺害リストを書いたとは考えにくい。あの部屋で見つかったすべての文書を、徹底的に再検証する」。
ヘーゲルは、民兵殺害を計画して逮捕されたディープ・ステート関係者の最初の例ではない。2月に報じたとおり、ホワイト・ハットは、2013年にAC-130ガンシップでミシガン民兵の訓練施設を掃射するよう命じた元空軍副参謀総長ジェームズ・C・“ジム”・スライフを逮捕、有罪とし、処刑した。この件では、航空機の乗員が任務を中止していた。

