By Michael Baxter -2025年12月13日(Real Raw Newsより翻訳)

ホワイト・ハットは、JAG将校を装った人物を一斉に摘発する大規模作戦を開始した。これらのなりすまし犯には元JAG要員や、偽造制服を着用した民間人が含まれており、現役部隊に合法的命令への不服従を促すことで軍の権威を損なおうとした疑いがある。過去1か月で、ノーフォークからサンディエゴに至る海軍基地で十数件以上の逮捕が行われた。
JAG情報源が「オペレーション・トゥルー・アドボケイト」と呼ぶこの作戦は、ドナルド・J・トランプ大統領が、DHSの業務にANTIFAの暴徒が干渉しないよう、各州の州兵および海兵隊を動員して強制送還支援に当たらせた後、今年初めに始まった。8月初旬、犯罪多発のワシントンD.C.に州兵800名が投入されたのち、陸軍州兵JAGが州兵に接触し、トランプの配備命令は違法であり、道義的・法的義務として不服従すべきだと告げたという話が、軍上層部にまで届いた。こうした接触の多くは、ナショナル・モール周辺で起きていたという。
「8月に6回、いわゆるJAG代表者が部隊に近づいた。完璧な制服を着用し、法律用語を並べ立てていた。配備は違法だから持ち場を離れろと州兵を説得しようとした。幸い、州兵は話を信じなかった。そうでなければ軍法会議にかけられていた可能性がある。数名は機転を利かせ、いわゆるJAG将校の写真を撮って上官に共有した」と情報源は述べた。
8月27日、戦争省は接触を受けた州兵から事情聴取を行い、写真を精査した。ペンタゴンにも、各軍の5つのJAG部門にも、当該のJAG要員を知る者はいなかった。顔認証の結果、ホワイト・ハットの最悪の懸念が裏付けられた。JAGになりすました者が、兵士に憲法への誓いを裏切らせようとしていたのである。
翌日、実際の米海軍JAG捜査官が州兵に扮してナショナル・モールを巡回し、偽の将校が徘徊していないかを探った。任務は成果を上げた。22時、リンカーン記念堂とワシントン記念塔の周辺を巡回していた覆面JAG捜査官に、「キャプテン・タイ」と名乗る男が近づき、トランプとヘグセスの辞任を求める請願への署名を求めた。タイは、D.C.での彼らの任務は戦争犯罪であり、トランプの違法命令に従ったことで最終的に軍法会議にかけられると告げたという。
正規のJAG捜査官はその場でタイを拘束し、身分を明かして反逆容疑で逮捕すると告げた後、縁石に押し倒した。頭部への踏みつけで歯が4本、弾丸のように飛び散った。数時間後、ワシントン海軍工廠のJAG本部で指紋採取が行われ、正体が判明した。37歳のマーカス・ブラックウェルで、ディープ・ステート系の下院議員ジャスミン・クロケットの下で働く民間人であった。JAGは間もなく、クロケットが2023年にブラックウェルを「政治的扇動者」として雇っていたこと、またブラックウェルがオバマ政権期にCIAおよびNSAに勤務していたことを把握した。
8月下旬から9月初旬にかけ、ホワイト・ハットはD.C.周辺でさらに5名の偽JAG要員を拘束した。
「偽の海軍SEALsの話は聞いたことがあるが、偽JAGは新手だ。狙いは、模範的な軍人に自滅的な行為をさせることだろう。そんな手に乗ると思っているのか。われわれはそうなると見抜いていた」と情報源は述べた。
8月から11月にかけて、JAGは9名の偽JAG将校を逮捕した。しかし詐欺は止まらなかった。政権が麻薬密売組織の船を沈め始めるや、SNSやYouTubeに偽のJAG「法務専門家」が現れ、軍人に大統領の指示を拒否するよう助言し始めた。ジョージ・ソロスが支援するメディア企業MeidasTouchが資金提供するYouTubeチャンネル「Legal AF」では、元JAG弁護士マイケル・リンストロムが頻繁に登場した。十数回の配信で、彼は視聴する兵士に向けて次のように語った。「トランプは裏切り者だ。命令に従えば終わりだ。最高裁はトランプに免責を与えたが、おまえたちにはない。トランプとヘグセスに従えば詰みだ」。
11月22日、米海軍JAG捜査官とNCISは、ロサンゼルスのMeidasTouchスタジオ外でリンストロムを逮捕し、反逆、扇動、反乱教唆の容疑をかけた。
「裏切り者は十数人捕まえたが、まだ多くが残っている」と情報源は述べた。「だが、長くはない」。

