By Michael Baxter -2024年12月22日(Real Raw Newsより翻訳)
ドローン。
現在、空には未確認飛行物体の群れが溢れ、現れては消える状況が続いている。放射能を探知するために核爆弾を探すドローンから、「プロジェクト・ブルービーム」の準備をするホログラムドローンまで、ドローン目撃談が国中で話題となっている。その結果、「ドローン」という言葉はGoogleの検索ランキングで「ドナルド・トランプ」を超えるほどになった。
国土安全保障省(DHS)やFBIは、こうした目撃談が誤解やパニックを引き起こさないよう、飛行機やヘリコプター、星をドローンと見間違えたものだと主張している。連邦政府は「教育を受けた人々でさえ、ホバリングするドローンとシリウスA(恒星)を区別できない」としている。
FBIはこう述べている。
「我々は目撃情報の一件も裏付けていない。これまでに5,000件の報告があったが、目撃者のスキル不足や陰謀論的な考え方が原因だ」
しかし、ホワイト・ハットはバスケットボール大や車大のドローンとエアバスA320を区別する能力があると主張し、先週、キャンプ・ペンドルトンのホワイト・ハット本部を飛び回った3機の発光ドローンに対する連邦政府の軽視に対して嘲笑を投げかけている。
12月14日午前3時ごろ、ペンドルトンのフォールブルックおよびラスプルガスゲート(インターステート15沿いのアクセスポイント)に配置された警備員が、高度1,000フィート(海抜:約304.8m)で海岸から半マイル沖に停留する3つの発光物体を目撃した。
ペンドルトンの情報筋はReal Raw Newsに次のように語っている。
「だいたいの推測だったが、その時間には航空機は飛行しておらず、着陸予定もなかった。4人の海兵隊員が空に同じ物体を見た」
彼は、琥珀色、赤、紫の光が数分間静かに停留した後、海岸線の方向に移動し、高度をランダムに増減させたと付け加えた。
情報筋によれば、歩哨たちは航空交通のナビゲーション、統合、調整を管理する海兵隊航空管制グループ38に連絡し、彼らも制限空域に侵入している奇異な航空機を目撃したかどうか確認したという。航空管制の司令官は目撃を確認し、すでに基地の警備に通知していると述べた。
「彼らがドローンを監視していると、突然ライトが消えた。レーダーにも何も映らなかった。ただの暗い空だった。不思議だった」と述べた。
1分後、物体は再び出現し、今度はペンドルトン東側にある高度機密の海軍兵器センターの真上に現れた。
情報筋によれば、基地のセキュリティ担当者がドローンの妨害を試みたが失敗に終わった。その球状の飛行物体はバスケットボール5個分の周囲を持ち、4本の静音プロペラが突き出ていた。ドローンの遠隔測定を妨害しようとするさらなる試みは予想外の反応を引き起こした。それらは眩いばかりの万華鏡のような光を放つビーコンとなった。
「それらの輝きは、空を見上げる人々を魅了したが、ペンドルトンの指揮層には警戒感を与えた。撃墜すべきか議論が巻き起こった」と情報筋は語った。
「それらは我々のものではない、つまり米軍のハードウェアではないと分かっていた。それらが監視用ドローンだったのか? 爆発物や化学物質を搭載していた可能性も否定できなかった。SFのように聞こえるかもしれないが、それらの脈動する光は、長時間見上げていると催眠状態に陥るようなもので、まるで催眠術のようだった」と述べた。
その発光する球体はさらなる調査が必要だと判断され、ホワイト・ハットはAH-1Zバイパーガンシップを発進させ、脅威を評価することにした。ヘリコプターがドローンと同高度(2,500フィート:762m)に到達すると、機器が故障し始めた。ドローンはペンドルトンの境界を越え、西の太平洋上へと退却し、光は徐々に薄れていった。
その時、バイパーのパイロットはガンシップの強力な20mm回転砲で発砲し、3機のうち2機を粉砕して破片を海へ落下させたが、3機目は説明不能な形で消え、無傷で逃走したと思われる。
「それらが自律型だったのか、遠隔操作されていたのかは分からない。侵入行為であることは確かだ。それらが趣味のドローンではないのは明らかだ。もし破片を回収できれば、さらなる情報を共有する予定だ」と情報筋は締めくくった。