By Michael Baxter -2026年5月18日(Real Raw Newsより翻訳)

毎分6,000発を発射するファランクス機関砲。THAADおよびパトリオット・ミサイル砲台。沿海域戦闘艦およびアーレイ・バーク級駆逐艦。高速再充電可能な砲塔搭載レーザー兵器。任務に不可欠でない契約業者や軍関係者家族の避難。これらをはじめとする防衛措置が現在GITMOで進められている。燃料不足に苦しむキューバが、安価な攻撃用ドローンの大群を海軍基地へ送り込み、アメリカへ報復するのではないかという懸念が高まっているためである。
キューバは闇の中にある。同国の主要燃料供給国はベネズエラだった。アメリカがニコラス・マドゥロを打倒し、海上封鎖を実施し、ベネズエラの広大な油田を接収した後、キューバは締め付け状態に陥り、減少し続ける燃料備蓄を補充できなくなった。連鎖的な停電によって数百万人が電力を失い、食料さえ不足している。かつて賑わっていたハバナの街路は放置車両で埋まり、かつては隣人同士だった人々は飢えた狼の群れのように互いへ襲いかかっている。裏庭でバーベキューを楽しむ家族の姿は消え去り、人々は食料のかけらやわずかなガソリンを巡って激しく争っている。キューバ政府は残り少ないガソリンやディーゼル燃料を厳格に管理しており、一般市民へは分配していない。
この危機は、Real Raw Newsが3月に、キューバ人が家庭用発電機の燃料を得るためGITMOへ忍び込みディーゼル燃料を盗んでいるという記事を掲載して以来、著しく悪化した。是非はともかくとして、犯人たちはその後釈放されたとRRNは把握している。それ以来、大勢のキューバ人がキューバ側のフェンス沿いに集まり、「ドナルド・トランプに死を」と叫びながら、フェンスの反対側にいる米海兵隊員に発砲するよう挑発している。この事態の深刻さは、公に知られているものよりはるかに大きいという。
5月9日、CIA長官ジョン・ラトクリフ、戦争長官ピート・ヘグセス、国家情報長官トゥルシー・ギャバードは、SCIF(米政府、軍、および防衛関連企業が最高機密および機密区分情報を安全に保管・協議・処理するための高度に保護された施設)で会合を開き、GITMO駐留米軍に対する「明白かつ現在の危険」について協議した。ギャバードによれば、キューバは海上封鎖下にもかかわらず、ウクライナ製およびイラン製の攻撃ドローン3,000機以上を入手していた。具体的にはウクライナ国産のRS-1 Barsと、イラン製のシャヘド自爆ドローンである。GITMO関係者によれば、諜報機関はハバナ港およびトリニダード港から、GITMOから数マイルしか離れていない発射地点へドローンが移送される衛星画像を入手したという。もし発射されれば、GITMOはほとんど、あるいは全く警告時間なしで攻撃を受ける可能性がある。
情報筋によれば、ヘグセスは先制攻撃を提案した。JDAM誘導爆弾や巡航ミサイルによって、キューバ指導者である共産主義者ミゲル・ディアス=カネルが攻撃命令を下す前に、発射拠点やドローン保管施設を壊滅できるという考えだった。しかしトランプ大統領と国家安全保障会議(NSA)は、それを不必要な挑発行為として退け、代わりにGITMO防衛強化を選択した。5月13日には、ドローン撃墜能力を持つ60kWレーザー兵器を搭載したアーレイ・バーク級駆逐艦USSプレブルがGITMOへ再配置された。その前日には、米陸軍防空専門部隊がパトリオットおよびTHAAD迎撃ミサイル砲台を設置した。また5月10日には、リーワード・ポイント飛行場から13便が出発し、任務に不可欠でない人員をフロリダの安全な地域へ避難させた。
「緊張は高まっている。しかし、もしその時が来ても我々は準備ができている」と情報筋は語った。「もし彼らが攻撃してくれば、それはキューバが犯す最後の過ちになるだろう」。
本記事は、海外ニュースサイト「Real Raw News」の記事を日本語訳したものです。
背景や文脈を含めた解説は、以下のニュースレターで行っています。
断定を避け、読み解く視点を重視しています。
解説ニュースレター(Substack:戦闘配置GITMO―これは単なる基地防衛なのか?)

