ホームアメリカイタリア、トランプ肖像入り「America250」パスポート所持の米国人の入国を拒否の可能性

イタリア、トランプ肖像入り「America250」パスポート所持の米国人の入国を拒否の可能性

By Michael Baxter – 2026年4月29日(Real Raw Newsより翻訳)

Real Raw Newsが入手した情報によると、イタリア政府は、ドナルド・トランプ大統領の肖像があしらわれたパスポートを所持するアメリカ市民の入国を拒否する可能性がある。

国務省は月曜日、アメリカ独立250周年を記念する限定版「America250」パスポートのデザインを発表した。公開されたサンプルには、アメリカ国旗と独立宣言書を背景にしたトランプの顔が描かれている。国務省によれば、このパスポートは7月1日から発行され、数量限定で提供される予定である。既存のパスポートを交換することはできず、新規申請者のみがワシントンのパスポートオフィスで取得可能とされている。

「これはMAGA支持者にとって大ヒットになるだろう。これまでパスポートを持っていなかった支持者にとって申請する理由になる。トランプ大統領は正当な評価を受けている」と国務省関係者は語った。

しかし、このデザインは賛否を呼んでおり、発表直後からSNSや海外政府から反発が起きている。批判者は、トランプがケネディセンターや通貨、インフラなどに自身の名前を刻もうとしていると指摘し、今回のパスポートも自己顕示の一環だと主張している。あるNATO加盟国の首相は、この発表が冗談ではないかと国務省に問い合わせたという。

イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、アンドリュー・ヴェプレク国務次官補に対し、自国にはいかなる理由でも外国人の入国を拒否する主権があると伝えたとされる。さらに彼女は声を荒げ、このパスポートに描かれた人物を「好戦的で白人至上主義的」と表現し、入国を認めない可能性に言及したという。

メローニはこれまでトランプの欧州における重要な同盟者の一人と見られていた。両者は右派ポピュリズムを掲げて選挙に勝利し、政治的立場も近かった。しかしアメリカとイスラエルによるイラン攻撃後、メローニはこれを非難し、シチリアのシゴネラ基地への米軍機の着陸許可を拒否した。これに対しトランプは彼女を「弱い」と批判し、イタリアの協力なしでもホルムズ海峡を再開すると発言した。

さらに両者は、トランプによる教皇レオ14世への批判を巡っても対立した。教皇は戦争を強く批判し、名前こそ出さなかったものの、多額の戦費を投じる指導者を非難した。これに対しトランプはSNSで教皇を「犯罪に甘く、外交でも無能だ」と批判した。

メローニはこれらの発言を個人的な攻撃と受け取ったとされ、両者の関係修復は難しいとみられている。特にAmerica250パスポートに対する彼女の姿勢がその溝を深めている。

国務省関係者は「メローニ首相は良い関係を壊している。彼女は西欧におけるオルバンのような存在だったが、今や極端な方向に進んでいる」と語った。

さらにメローニは、トランプの顔が入ったパスポートを持つのは好ましくないMAGA支持者だけだと述べ、イタリアはそうした観光客を必要としていないと発言したという。

関係者によれば、イタリアは空港でそうした入国者を拒否する権利を有しているとされている。

最後に、この件についてヴェプレク国務次官補はメローニの懸念を上層部に伝えると述べた。


本記事は、海外ニュースサイト「Real Raw News」の記事を日本語訳したものです。
背景や文脈を含めた解説は、以下のニュースレターで行っています。
断定を避け、読み解く視点を重視しています。

 解説ニュースレター(Substack:パスポートで拒否される時代

トランプの真実
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