By Michael Baxter -2026年5月17日(Real Raw Newsより翻訳)

人工知能に軍事法廷の判決を委ねるというホワイト・ハットの計画は先週撤回された。「Tribunal AI」と呼ばれるAIシステムが、明らかに有罪を保証するほどの証拠が存在したにもかかわらず、ディープ・ステート拘束者に無罪判決を下したためである。
4月に報じたとおり、JAG関係者はReal Raw Newsに対し、トランプ大統領の後継者が何らかの理由でホワイト・ハット作戦を停止させようとした場合に備え、未処理の軍事法廷案件を迅速化するためAI活用を検討していると語っていた。また一部のホワイト・ハット情報筋によれば、司法省関係者はトランプに対し、ホワイト・ハット構想を終了させ、未解決案件を有資格の司法省検察官へ引き渡すよう求めているという。ただし、この話題については別の記事で扱う予定である。
我々が初めてTribunal AIについて報じた際には、その構想は完全に理論段階であり、人間の有罪・無罪をAIが裁定することの意味を法曹関係者とAI専門家が協議した後に開発が始まる予定だと説明されていた。その会議が実際に行われたかどうかは不明である。しかし現在明らかになったのは、JAGが最初の記事掲載以前からTribunal AIを開発し、厳格な試験運用を行っていたという事実である。なぜ海軍基地の情報筋が当初その実態を明かさなかったのかについては、「指導部が完全公開を許可していなかったためだ」と謝罪した。
3月と4月、JAGは50件の模擬裁判を実施した。AIシステムと人間陪審団の双方に対し、弁論や有罪・無罪双方の証拠を提示し、同じ判決に達するかを検証した。結果として、50件中48件で人間陪審とAIの判断は一致した。AIの有罪判決率は50件中50件だったのに対し、人間陪審は48件中50件だった。
5月12日、JAGは反逆罪および公職就任時の宣誓違反で告発されたGITMO拘束者を対象に、Tribunal AIの実戦テストを実施した。昨日まで我々はジェラルド・パーカーという名前を聞いたことがなかった。彼は2025年1月、トランプによってホワイトハウス・パンデミック対応チームの責任者に任命された医師である。どうやらトランプ陣営の身辺調査不足が、彼の任命につながったようだ。彼は以前、2010年から2013年まで、バラク・フセイン・オバマ政権下で生物・化学防衛担当国防長官を務めていた。トランプ政権での在任期間はわずか6か月だった。2025年7月、トランプはパーカーが製薬会社に対し、新型COVID-19ワクチンおよびサル痘ワクチン開発のため数億ドル規模の資金提供を密かに約束していたことを知り、更迭した。さらに悪いことに、2025年6月10日、海兵隊サイバースペース軍司令部は、パーカーとモデルナ最高開発責任者デビッド・ホッジとの電話を傍受した。パーカーはその中でこう語ったとされる。「私は身を潜めながら信頼を勝ち取ってきた。そして今や完全に内部へ入り込んだ。俺たちは皆、大金を手にすることになる」。
3日後、米海兵隊はパーカー宅を包囲し、海兵隊フォース・リーコン部隊がドアを破壊して突入した。隊員たちは閃光手榴弾とCSガス弾を屋内へ投げ込んだ。突入時、パーカーは毛足の長いカーペットの上にうつ伏せで倒れ込み、激しく咳き込みながら刺激を受けた目をこすっていたという。彼は逮捕され、起訴され、その後GITMOへ空輸された。そこで拘束されていたパーカーに対し、法務総監デビッド・ブライ少将は、彼の避けられない運命を決定するのは革新的アルゴリズムだと告げた。情報筋によれば、パーカーのJAG任命弁護士は、「コンピューターが人間の運命を決定することは非倫理的であり、不道徳かつ違法である」と強く抗議した。しかしブライ少将は、Tribunal AIは公平な判決を下すよう訓練されているとして、その主張を退けた。彼のTribunal AIへの信頼は、アルゴリズムがパーカーに対して即座に「無罪」を宣告し、さらに不当訴追を理由に政府を訴えるよう勧めた瞬間に崩壊した。
情報筋によれば、ブライ少将はコンピューターの判断を覆し、審理無効(ミストライアル)を宣言した。そして少なくとも当面の間、Tribunal AIの運用を凍結すると発表した。その理由として、AIがCNNやMSNOWのようなフェイクニュース媒体から取得した虚偽情報や、もっともらしく見えるが誤った主張を退けられるよう再訓練されるまで使用しないと述べたという。
「この誤った判決は、AIが重大な欠陥を抱えていることを示している」とJAG情報筋は語った。「彼は有罪だ。もし無罪なら、Camp Deltaにいるはずがない。我々は再び裁判を行う。次回は海兵隊員と海軍将校による審理団が担当することになる」。
本記事は、海外ニュースサイト「Real Raw News」の記事を日本語訳したものです。
背景や文脈を含めた解説は、以下のニュースレターで行っています。
断定を避け、読み解く視点を重視しています。
解説ニュースレター(Substack:AIですら“無罪”と判断したのに?)

