木曜日, 8月 14, 2025
ホームアメリカディープ・ステート露見の元米情報機関職員らが混乱を示唆

ディープ・ステート露見の元米情報機関職員らが混乱を示唆

By Michael Baxter -2025年8月13日(Real Raw Newsより翻訳)

2025年1月20日に大統領執務室を奪還して以来、ドナルド・J・トランプ大統領とその内閣は、バイデン残党およびRINOを情報機関から一掃するための戦いを続けている。FBIは約1,700人、CIAは1,450人、NSAは375人を解雇したという。情報機構の巨大さを考えれば数としては些少に見えるかもしれないが、これらの数字は、自らの生計を不当に奪われたと感じる不満を抱えた元公務員が増加していることを示すものである。

Real Raw Newsは5月、情報職員の大量解雇がはらむ危険について記事を掲載したの。要旨は、怒れる人間は理性を失いがちであり、収入源を突然断たれた被害者意識の強い者は破壊行為に走りうる、特に彼らが機密性の高いデータへのアクセスを持っていた、あるいは依然として持っている場合はなおさらである、という点である。

そのような事態が近く起こりうることを示す証拠がある。

ダニエル・フロストは2014年から2025年7月7日の解雇までCIA対敵防諜ミッション・センター(CMC)のデータ調達担当であった。彼は米陸軍で6年間、対敵防諜要員(MOS 35L)として勤務した後にCIAに採用された経歴を持つ。2025年7月2日、同僚2人がフロストの発言を耳にした。それによれば、彼は別のCIA職員に対し、トランプが10万ドル超の腕時計を売って歳入を上げていることをもって「非愛国的なクソ野郎」だと罵倒したという。フロストは、トランプ本人やトランプ・オーガニゼーションがその腕時計を設計・製造していないこと、トランプは「GetTrumpWatches」に氏名使用を許諾して小額のロイヤルティを受け取っているにすぎないことを理解していなかったようである。この「非愛国的なクソ野郎」という言葉はCIA長官ジョン・ラトクリフ、さらに情報機関18機関を統括する国家情報長官トゥルシー・ギャバードの耳にも届いたのである。

7月7日、フロストは上司室に呼び出され、解雇を言い渡された。わずかな退職手当と引き換えに、彼は新たな守秘義務・非誹謗契約に署名し、CIA在籍中に知り得た情報を神聖不可侵として保持することを宣誓する必要があった。フロストはしぶしぶ署名したと、同局関係者はReal Raw Newsに語った。

情報源によれば、フロストはCIAの作戦に関する幅広い知識を持ち、世界各地の秘密付属施設やセーフハウスに配置された要員の氏名も把握しているという。敵がカバー要員の排除や恐喝に用い得る情報である。

契約に署名したにもかかわらず、フロストは8月3日に姿を消した。未婚で子もおらず、65万ドル相当のバージニア州の分譲マンションから痕跡もなく消えたのである。

「彼は忽然と消えたのだ」と情報源は述べた。「我々は彼の行方を掴めていないが、彼の握る秘密は冷戦を鼻風邪程度に見せかねない。至急、所在を突き止める必要がある」。

姿を消したのはフロストだけではない。

6月3日には、NSA長官ウィリアム・J・ハートマン中将が、民間委託の暗号解読担当ジェフ・ハウザーを解雇した。ハウザーが1,000超のソーシャルメディアの捨てアカウントを使い、NSAのみならずあらゆる米情報機関とトランプ政権のメンバーを誹謗していたことが判明したためである。彼の投稿はすべて真っ赤な嘘であり、政権関係者を貶めるプロパガンダであった。我々はNSAがいかにして彼の裏切りを暴いたのか、またなぜ国家反逆罪で訴追されなかったのかは知らないが、信頼できる情報によれば、彼は解雇され「もうまともな職には就けない」と通告されたのである。2週間後、ハートマン中将のもとにハウザーから追跡不能のメールが届いた。「俺はおまえらの手の届かない所にいる。おまえは終わりだ。俺がそうしたい相手は皆そうしてやる、クソッたれが」との内容であった。

以上はほんの2例であり、解雇が進むにつれ、今後さらに増えるのは確実である。やがてトランプがディープ・ステートの情報要員をすべて追放して勝利を収めるかもしれないが、解雇された者たちが善良な人々を危険に晒すような行動に出れば、それは「ピュロスの勝利1」に終わりかねないのである。


  1. ピュロスの勝利
    ピュロスの勝利(英語: Pyrrhic victory)は、「損害が大きく、得るものが少ない勝利」、つまり「割に合わない」という意味の慣用句(成句)である。 古代ギリシアのエペイロス王で、戦術の天才と謳われたピュロスの故事に由来する。 まだ新興都市国家だったローマがイタリア半島南部の都市国家タレントゥムと戦うことになったとき、常備戦力をほとんど持たない経済都市タレントゥムは、当時既に武将として盛名をあげていたピュロスに莫大な報酬を約束して傭兵として雇い入れた(ピュロス戦争)。 ↩︎
トランプの真実
RELATED ARTICLES

Most Popular

Recent Comments

ウッチー の上 バーガー将軍行方不明
やまとたける の上 バーガー将軍行方不明
ウッチー の上 バーガー将軍行方不明
ウッチー の上 GITMO襲撃犯を特定
ナッキーこと山田直樹 の上 軍がビル・ゲイツに有罪判決を下す