By Michael Baxter -2025年4月30日(Real Raw Newsより翻訳)

元沿岸警備隊司令官でトランスセクシュアルのリンダ・フェイガンは、反乱罪(統一軍法典第96条)、扇動罪(同第94条)、およびセクシュアルハラスメント(同第134条)で有罪と認定され、月曜朝に開かれた短時間の軍事法廷ののち死刑を宣告された。
既報のとおり、海軍犯罪捜査局(NCIS)は1月、トランプ大統領がフェイガンを解任した直後に彼を逮捕した。ホワイト・ハットが大統領に提出した動かぬ証拠によれば、フェイガンは部下に対し常習的に下品かつ卑猥な性的言動を行い、より有能なシスジェンダー候補を差し置いてLGBTQ+の隊員を優先昇進させ、さらにはトランプを打倒すべきだと扇動していたのである。
2月初旬にキャンプ・ブレイズへ到着すると、フェイガンは自身がトランプ管理下の収容所で性自認に沿った医療を受けられないことに不満を漏らし、食事、設備、彼を「ミスジェンダー」する看守、女性用衛生用品を与えられないこと等あらゆる事柄を非難した。また、JAGが指名した弁護人にも満足せず、LGBTQ+の弁護士がいないことに激怒した。2月9日の予審でフェイガンは無罪を主張し、ジョナソン・T・スティーブンス海軍少将率いる特別検察は4月28日に法廷を設定したのである。
冒頭陳述でスティーブンス少将は、米政府がフェイガンの有罪を示す反駁不能の証拠を握っていると陪審役の海軍士官3名に告げた。一方、フェイガンの弁護人は「トランプは非バイナリーへの根拠なき恐怖ゆえにフェイガンを解任し逮捕した」と“トランスカード”を切って弁護した。
審理冒頭の2時間で、検察側は2022–2024年にフェイガンのオフィスで勤務した元現役計6名(男性4名・女性2名)の隊員を証人として召喚した。彼らは一様に、フェイガンが権限を濫用し、降格や不名誉除隊をちらつかせて性的欲望に従わせようとした恐怖の職場環境を証言した。その要求はスリーサムや男性隊員同士の肛交、さらには獣姦の助長にまで及んだという。元二等兵曹は、フェイガンが自宅へ誘い、犬の性器を弄ばせようと強要し、拒否すると「キャリアを潰す」と脅したと宣誓証言した。彼は逃れるため自傷し医療除隊を選んだと述べた。
フェイガンの専属運転手を務めた女性水兵は、フェイガンが執拗に性転換を勧めてきたと語った。「会うたびにテストステロン注射や乳房切除手術を説かれました。宗教上の理由と手術への恐怖を告げるまで嫌がらせは続きました」と証言した。
さらに男性少尉補は、フェイガンから「従わねば嫌疑を捏造する」と脅され、性器の写真撮影に応じたと証言した。
証言を裏付ける証拠として、押収されたiPadとiPhoneには少尉補や十数名の隊員と淫猥な姿勢を取るフェイガンの写真が保存されていた。デバイス内文書には、フェイガンが2024年大統領選でカマラ・ハリスに投票するよう隊員に促す文章もあった。「トランプは邪悪だ、ハリスに票を。沿岸警備隊を50%バイセクシュアルに」といった文面で、DEIを標榜していたのである。
弁護側は証言と証拠の信用を貶めようと試みたが徒労に終わった。証拠は動かし難く、陪審はフェイガンを全件有罪と評決し、速やかな絞首刑を勧告した。
「トランプは裏切者、不浄の存在である」とフェイガンは憤怒しながら憲兵に法廷外へ引き立てられた。
スティーブンス少将は絞首刑を5月5日に執行すると決定したのである。