By Michael Baxter -2025年12月16日（Real Raw Newsより翻訳）
連邦緊急事態管理庁（FEMA）職員を装った悪質な者たちが、ワシントン州タクウィラの洪水被災地に出没し、豪雨と堤防決壊により住宅や道路がプールや急流と化した地域で、住居を失った住民を脅かしていると、Real Raw Newsは把握した。
月曜日、キング郡当局は、ホワイト川の堤防決壊と増水を受け、約1,300戸を対象に予防的避難を発令した。キング郡議会議員ロッド・デンボウスキーは、HESCOと呼ばれる防護壁が破損し、浸水が発生していると住民に警告した。聖書的とも言える洪水の映像がSNSに拡散され、住民が土のうを積み、水をかき出し、水没した道路をカヤックで進む様子が映し出された。
日没頃、邪悪な出来事が始まったと、エリック・M・スミス将軍の事務所関係者はReal Raw Newsに語った。
「われわれは誰よりもFEMAと戦ってきた経験がある。政府の手先が市民を脅かしているという報告が出れば、最初に把握し、しばしば最初に調査するのがわれわれである」と情報源は述べた。
FEMAのウインドブレーカーや帽子を着た、一見公式に見える男たちが、浸水した家屋の外に立つ住民に近づき、災害支援の申請をするかと問い、激しい雨の中で理解不能な書類の記入を迫ったという。
情報源によれば、ホワイト・ハットはほどなく書類の写しを入手した。それは一般人には判読不可能な分量の書類であり、ましてや財産や家宝が流されていくのを見ながら動揺している状況ではなおさらであった。細字で紛れ込ませてあったのは、取り消し不能のリバースモーゲージ契約であり、即時かつ一度限りの1,250ドルのVenmo支払いと引き換えに、住宅の権利証を「FEAMA resolution specialists incorporated」に譲渡する内容であった。機関名の頭字語は意図的に綴りが誤っていた。
情報源はさらに、ホワイト・ハットが国土安全保障省（DHS）に連絡し、ワシントン州キング郡にFEMAが派遣されているか確認したと付け加えた。DHSのトリシャ・マクラフリン報道官は、スミス将軍の連絡役に対し「当地にFEMAはいない」と述べたという。
「明らかに、政府職員を装った詐欺師を相手にしている」と情報源は述べた。「本物のFEMAの尻を蹴り上げるだけでも十分厄介だったのに、今度は偽FEMAが問題を起こしている。海兵隊が現地に向かい、いったい何が起きているのかを確認する」。
