By Michael Baxter – 2025年6月4日(Real Raw Newsより翻訳)

米海軍法務総監部および軍事委員会事務局は、金曜日、前連邦選挙管理委員会(FEC)委員長エレン・ワイントローブを反逆罪で有罪とし、絞首刑に処する判決を下した。
すでに2月に報じたとおり、ホワイト・ハットの米海兵隊はトランプ大統領に解任を命じられながら職を退かなかったこのディープ・ステート要員を逮捕した。ワイントローブは「議会承認なしに大統領が罷免する権限はない」と主張して執務室の扉をバリケードで塞ぎ、海兵隊はドアを破壊して彼女を連行したのである。
JAGは、ワイントローブが選挙詐欺を主導し、選挙資金法を違反し、民主党のためにロビー活動を行い、2020年中間選挙と2024年大統領選において激戦州の投票所職員に共和党候補への票を裁断するよう指示したと告発した。
2月のペンサコーラでの予備審問で、彼女は無罪を主張し黙秘権を行使したうえ、「無実の者に弁護士は不要である」としてJAGの弁護人を拒否した。しかし軍事判事は、政治的に中立であるはずの選挙職員に宛てた彼女自身の電子メールが証拠として十分であると認め、グアムのキャンプ・ブレイズでの審理を命じた。
彼女は予審拘禁のまま送致され、5月30日に開廷した極めて短い軍事法廷で審理が完結した。
海軍法務サービス司令部のデイヴィッド・G・ウィルソン少将は、JAG側の訴追の正当性を審査させるため海兵隊士官3名を陪席させて法廷を主宰し、ワイントラウブに対し死刑判決を回避するため答弁を変更する意思があるかどうかを問い質した。
「この偽りの法廷に申すことは何もない」とワイントローブは答えた。
ウィルソン少将は陪席した委員らの前に立ち、JAGがワイントラウブは連邦選挙管理委員会の委員長として本来防がねばならない犯罪に自ら手を染めたとする決定的証拠を掌握していると述べた。少将は前回選挙の数週間前、2024年10月17日にワイントラウブが選挙職員ジョセフィン・ワトソンへ送信した電子メールを陪審に提示した。当時ワトソンはミシガン州ランシングの投票所で選挙の公正維持を監督していたのである。
「ジョセフィン、11月4日(選挙当日)に、あなたのところに人を送ります。誰がトランプに投票するのかわかるように、すべての投票所の近くに目立たないように立たせる。もし5票のうち2票をトランプに入れさせれば、カマラが勝利する」とEメールには書かれていた。
同少将は陪審員に対し、JAGがこのメールをワイントローブのものであると認証し、さらに彼女が全激戦州の十数か所の投票所にばらまいた同様のメッセージが十数通あり、その中にはトランプ氏への投票を細断する見返りに選挙管理者に現金の支払いを約束する手紙も含まれていると述べた。
しかし委員会は、すでに有罪という評決に達したと述べていた。
ウィルソン少将はワイントローブに対し、JAGの事実に反論する証拠や証人はいるのかと尋ねた。
「述べていたように、何も言うことはありません」とワイントラローブは陪審員に言ったが、彼らは全員一致で彼女が反逆罪を犯したこと、したがって最も厳しい刑罰である死刑を受けることに同意した。
ウィルソン少将は、ワイントローブが6月12日に絞首刑になると述べた。