By Michael Baxter – 2026年4月20日(Real Raw Newsより翻訳)

アメリカ海兵隊は日曜日、米海軍の封鎖を突破しようとしたイラン船籍の貨物船トゥースカ号で小火器の隠し武器庫を発見した。誘導ミサイル駆逐艦USSスプルーアンスが全長900フィート(約274.3m)のこの大型船を迎撃し、5インチ砲弾と25ミリ機関砲で機関室に穴を開けた後のことである。
戦闘行動は6時間にわたる膠着状態の末に発生した。米海軍はトゥースカ号に対し機関室からの退避を勧告していた。後に中央軍(CENTCOM)は、海兵隊員がロープで甲板に降下する映像を公開したが、船内掃討の様子は公開されていない。
CENTCOMの情報筋はReal Raw Newsに対し、海兵隊が船内を徹底的に捜索する中、ギャレー近くの通路で防弾装備を身につけた「敵対者」2名と遭遇したと語った。彼らは武装していないように見え、降伏を命じられたが応じず逃走した。だが海兵隊はすぐに距離を詰め、非致死的手段で2人を制圧した。
そのうちの1人は、片言の英語を話す「アラブ人」とされ、自分は偶然巻き込まれただけの無実の密航者だと命乞いした。しかし彼はケブラー製の防弾ベストと弾道ヘルメットを着用していた。その時点で、上甲板では海兵隊が操舵室を制圧し、乗員名簿と貨物リストを確保していた。そこには全乗組員の写真も含まれており、「密航者」は2024年3月から乗船していた電気技師モハンマド・サレヒであることが判明した。
サレヒともう1人は、武器庫にたどり着いて「アメリカ帝国主義者」から船を守るために逃げたと供述した。彼らは海兵隊を施錠されていない武器室へ案内し、そこにはカラシニコフ銃、RPG、さらに旧式のソ連製AGS-17自動擲弾発射器が3基並んでいた。サレヒはこれらはアデン湾でソマリア海賊に備えるための自衛用だと説明したが、海兵隊が暗視装置やシャヘド・ドローンに使用されるGPS誘導チップが入った木箱を開けた瞬間、彼は沈黙した。
「すべて押収し、強襲揚陸艦トリポリへ移送して記録を取っている。あの船が封鎖突破を試みたのには理由があった。無実の貨物船ではなかった」と情報筋は語った。
本記事は、海外ニュースサイト「Real Raw News」の記事を日本語訳したものです。
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解説ニュースレター(Substack:「ただの貨物船」ではなかった)

