By Michael Baxter – 2025年6月5日(Real Raw Newsより翻訳)

FDA長官マーティン・アデル・マカリーと同庁諮問委員会は、ドナルド・J・トランプ大統領へ事前に相談することなく、モデルナ社の低用量COVID‑19「血栓ショット」を承認したと、事情に詳しいホワイトハウス筋が証言した。
今週、Real Raw Newsは「ホワイト・ハットがトランプと決裂――」と題する記事を掲載し、取材に応じた軍将校らが、莫大な犠牲をもたらした無効なワクチンが大統領の盟友と思われる人物の下で承認されたことに憤慨していると報じた。この記事にホワイトハウスが目を留め、ウエストウィング(大統領執務室)の内部者が主流メディアの報道と異なる承認経緯を明かしたのである。
情報源によれば、マカリーはトランプの頭越しに承認を強行し、いま大統領は窮地に立たされている。すなわち、①マカリーの裏切りを公表してリベラルメディアに「無能で状況を把握できない」との印象操作を許すか、②しばらく沈黙を守り、騒ぎが収束した後にマカリーを処分しFDAの緊急使用許可を取り消すか――どちらも好ましい選択肢ではないという。
「この大統領は、鳥インフルが虚構であると認識してバイデン政権がモデルナに与えた8億ドルのワクチン契約を破棄した人物である。国民があれほど苦しんだ後に、彼が新たなCOVIDショットを容認するはずがない」と情報源は語った。
2024年4月、バイデン政権は65歳超および12‑64歳で基礎疾患を持つ人向けに、モデルナ社mNEXSPIKEワクチンを製造させた。同社は従来の1/5の強さで安全・有効だと主張している。
2025年4月1日にトランプが指名したマカリー長官は、このmNEXSPIKEを「革命的ブレークスルー」と称賛したが、彼はパンデミック期に全国ロックダウンとマスク義務を提唱しつつ、後にはワクチン義務に反対するなど矛盾した経歴を持つ。
「大統領を出し抜いた時点で、彼はディープ・ステート側である」と情報源は述べ、「トランプは敵をあえて側近に置き、泳がせて正体を暴くことがあるが、今回は裏切りへの対処と、致死性ワクチンから国民を守る策を同時に講じねばならない」と締めくくったである。