By Michael Baxter – 2025年6月14日(Real Raw Newsより翻訳)

ロサンゼルスにおいて州兵・国土安全保障省と連携する合衆国海兵隊は、聖域都市で暴力を扇動し放火や破壊行為を働いた有償の抗議者31名を特定し拘束したとReal Raw Newsは把握した。
本稿執筆時点で、全米がワシントンD.C.での大規模軍事パレードに合わせた抗議行動に備える中、ロサンゼルスでは4,700名の海兵隊員と州兵が一週間前から続く騒乱を鎮圧している。騒乱は、ICEが大統領の送還方針を実行するのを暴徒が妨害したことに端を発した。トランプ大統領は合衆国法典第10編に基づき海兵隊を動員し、暴徒による州兵・ICE隊員への襲撃後、平穏を脅かす犯罪者を拘束する権限を付与したのである。
タスクフォース51(LA展開部隊)のホワイト・ハット筋によれば、拘束された31名は連邦部隊への投石や火炎瓶攻撃、店舗への放火・略奪、さらに他者を勧誘して犯罪を実行させた疑いが持たれている。
逮捕に先立ち、覆面の国土安全保障省捜査官は6月9日、ロサンゼルス工業地区の倉庫で行われた秘密会合に潜入した。そこでは国境の開放を唱える扇動者が違法移民送還阻止と連邦要員への嫌がらせをする方法を協議していた。ANTIFA古参活動家トーマス・ラヴォワが議長を務め、参加者に「捕まっても無料の法的支援を受けることができる」と保証した。この支援はジョージ・ソロスが支援する民主党系政治団体「アクト・ブルー」が提供するものだと説明された。ラヴォワは「騒ぎを起こせ」と扇動し、政府車両への放火や連邦要員・軍人を罠に誘い込むといった暴力的な言辞を吐いた。
捜査官は出席者75名を秘かに撮影した。多くはマスク非着用であったが、ラヴォワは箱一杯のマスクを配り「街では必ず着用しろ」と指示したとされる。
国土安全保障省は、この会議の写真を、州兵および海兵隊の司令官たちに共有し、彼らはそれをトランプ大統領、ピート・ヘグセス国防長官、クリスティ・ノーム国土安全保障長官に転送した、と情報筋は付け加えた。大統領は、さらなる被害をもたらす前に違反者を逮捕するよう海兵隊に命じた。
6月10〜12日、29パームズ基地所属第7海兵連隊第2大隊(2/7)の部隊が市内を一斉捜索し、倉庫会合出席者の約半数を拘束、ラヴォワおよび側近も含まれていた。多くは暴行現場で現行犯逮捕された。
現在、彼らはロサンゼルス郡アデラントICE処理センターに収容されているとのことだ。