By Michael Baxter -2025年6月8日(Real Raw Newsより翻訳)

ドナルド・J・トランプ大統領は土曜、ロサンゼルスで木曜から続く暴動を鎮圧すべく州兵を動員する大統領命令に署名した。暴動の発端は、移民税関執行局(ICE)が長年不法滞在してきた凶悪犯罪者を含む外国人を一斉摘発したことである。
昨日、Real Raw Newsはファッション・ディストリクトの暴動に参加していたLA郡判事逮捕を報じた。海兵隊がマヌエル・アルマダ判事を拘束する一方、ICEは催涙ガスやフラッシュバンを投げ込み暴徒を蹴散らした。
しかし聖域都市ロサンゼルスでのICEの正当な活動は、不法滞在者のみならず州指導部──ギャヴィン・ニューサムのクローンとカレン・バス市長──を激怒させた。彼らはさらなる暴動を助長し、トランプが連邦機関を“武器化”したと誤って非難している。現場のICE職員は異なる見解を持つ。大統領が本来の業務、すなわち不法滞在者の送還を遂行する権限を与えてくれたことに感謝しているのである。
週末、ロサンゼルスは火薬庫と化し、暴徒は市内各所でICEと衝突した。情勢は悪化し、ICE職員が投石を受け、公共・私有財産が破壊され、大規模略奪が発生した。
暴動を迅速に鎮圧すべく、トランプ大統領は州兵2000名を投入した。国防長官ピート・ヘグセスはXにこう投稿した。
「ロサンゼルスで連邦法執行機関を支援するため州兵を直ちに動員する。暴力が続くなら、キャンプ・ペンドルトン所属の現役海兵隊も動員する──彼らは最高警戒態勢にある」。
小銃・拳銃・スタンガンで武装した州兵が装甲トラックで市内入りする一方、キャンプ・ペンドルトンのホワイト・ハットは高警戒状態で、即応部隊(QRF)が「15分待機」命令を受けていると情報筋は述べた。ロサンゼルスから南へ80マイル(約128.7km)の同基地の海兵隊は、陸路・空路いずれでも2時間以内に展開可能である。
情報筋によれば、海兵隊が投入されれば、ICEと州兵の支援を超える二次的・三次的任務を帯びる可能性がある。
「カリフォルニア州兵の一部指揮官は州議会寄りであり、部下に退却命令を出す恐れがある。その場合、我々が適切に対処する」と情報筋は語った。
さらに、「暴動を煽動しているのであれば、偽ニューサムやバス市長を排除せよとの命令が下る可能性も否定できない」と付け加えた。