By Michael Baxter -2022年2月21日（Real Raw Newsより翻訳）
『サウスパーク』や『シンプソンズ』といった現代のアニメは、ほとんど間違いのない精度で未来を予言している。『サウスパーク』の「パンデミック・スペシャル」では、町の教育関係者がCovidで倒れたり、熱心に探していたワクチンがなくて勤務を拒否した後、銃を撃ちたがるガンコな警官が代理の教師になった。同じような出来事が、今度は現実に起こりつつある。
ニューメキシコ州知事のミシェル・グリシャムは、ディープ・ステートの民主党員であり、州兵を呼び出して代理教師をする権限を乱用した。彼女は、多くの教育者が風邪で休んでいるので、「教育の空白」を埋めるために州兵を召集するしかなかったと言った。ニューメキシコ州共和党のスティーブ・ピアース議長は、彼女が「危険な前例」を作っていると警告したにもかかわらず、である。
しかし、グリシャムの言うガードマン招集の理由は大げさであるばかりでなく、あからさまに虚構である。数人の教師は正真正銘の病人だが、ほとんどは免疫系を弱め、生命を脅かす血栓を引き起こし、場合によっては即死することが科学的に証明された実験的ワクチンの摂取を拒否したために一時解雇されたか、完全にクビになったのである。
ガードマンが子供たちに教えるプログラムは、すべての親が懸念すべき問題が山積している。
2月18日現在、ニューメキシコ州兵の94人が代用教員として働き始めているが、そのうち36人は高校卒業資格を持っていない。そのうち26人は州兵になる前に一般教育修了検定（GED）を取得したが、大学で認定された時間や教員免許を持っていない。94人のうち、州兵に従事していない状態で教師をしているのは8人だけである。
1月8日にこのプログラムを発表したグリシャムは、ニューメキシコ州公教育省に命じて、資格のないガードマンがわずか2週間で教員免許を取得できる「ファースト・トラック」プログラムを作らせた。このプログラムの結果は、驚くべきものではなかった。
テキサス州オデッサ出身の26歳、高校を中退したローレン・グレイは、我が国の若者の教育を任されたガードマンの一人である。彼女は現在、ニューメキシコ州中央部の田舎にあるエスタンシア小学校で4年生を指導している。2月17日（木）、グレイは生徒たちにニューメキシコ州の地図を見せ、州都を示すよう指示した。あるダブルマスクの生徒が手を突き上げて「サンタフェ」と叫ぶと、グレイは「州都はサンタフェではなくアルバカーキだ」と間違って諭した。何人かの生徒がグレイの言い分に反論し、専門家らしくない反応が返ってきた。
「前の先生は誰だった？ 彼らは賢くない。アルバカーキはニューメキシコ州の州都です。私は軍に所属し、責任者であり、その気になればサイドアームを携帯することができる。サイドアームって何だか知ってる？ ピストル、銃のことだよ」とグレイは言った。「アルバカーキはニューメキシコ州の州都である」と言いなさい。
生徒たちは恐る恐る従った。
これは、まれな事件ではない。
警備隊員たちは、私服か軍服かどちらかを選んで授業に臨むことになっているが、これまでのところ、全員が制服、メダル、リボン、そして時には銃も身につけて授業に臨んでいるのである。ニューメキシコ州北部にあるポジョアケ・バレー小学校の日当たりのよい教室では、落ち込んだ10代の子どもたちが集団読書をしている。オースティン・スコット・ピーターズ中尉は、ウィリアム・ゴールディングの『蝿の王』の一節を6年生が音読するのを肩越しに見ながら、あちこちを歩き回っている。ある生徒は、小説の主人公ラルフが、物語の主な敵役であるジャックに対処する際の苦悩について読んでいる。ジャックは権力、血、暴力、残忍さを求め、少年たちを無秩序と侵略に駆り立てる。
教室でピータース中尉は、ホルスターから装填されたサイドアームを取り出し、「最も火力のある者がルールを作るのだ。誰が何を教えようと関係ない。これが事実だ。無視するのは危険だ」と言った。彼は銃口を無造作に振り回し、何人かの生徒に向け、最後にホルスターに戻した。
生徒たちは悲鳴を上げてパニックになり、教室から逃げ出した。後に親たちは、「教員」が自分たちの顔に向かって銃を振り回したと話したという。
この2つの事件はReal Raw Newsが入手したものだが、もっとたくさん起こっているようだ。
現在、ニューメキシコ州兵はグリシャム知事以外、真の指導者はいない。前司令官のケネス・A・ナバ少将は2021年12月31日に退役した。
トランプの真実
