By Michael Baxter -2025年1月27日(Real Raw Newsより翻訳)


クリスティ・ノームが最近国土安全保障省長官に任命されたにもかかわらず、連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、火災に見舞われたカリフォルニアで市民に対して残虐行為を続けている。損傷した家を略奪し、成人に対して「10代の娘はヒトパピローマウイルス(性器疣贅<尖形コンジローマ>1やその他の疾患を引き起こす感染症)のワクチン接種を受けたか」と尋ねるなどしている。
カステイク近郊で新たな火災が発生し、10,000エーカー(約122万坪)が焼失した際、FEMAのキャラバンがカステイク湖に到着し、避難命令を受けた31,000人の住民を「支援」するための緊急支援ステーションを設置した。FEMAはテントを張り、「移動型災害支援センター」を開設し、被災者が財政援助を申請できるようにした。
しかし、この陰湿な機関には、真の支援を提供する以外の隠された目的があった。
家が火事に見舞われた夫婦がFEMAを訪れ、約束された750ドルの現金災害手当を受けられるかどうかを尋ねたところ、FEMAはその夫婦が宝石や衣服を質入れまたは売却してホテル代を払うことができると判断し、支給を拒否した。FEMAの職員は、夫が着用していたCitizen Skymasterの腕時計(約600ドル)を見て、「その腕時計を質屋に持ち込めば150ドルになる」と発言したという。さらに、その腕時計を50ドルで、妻の結婚指輪を45ドルで買い取ると提案し、質屋やネット販売の手間を省くよう勧めた。
同じ日に、1マイル(約1.6km)ほど離れたパサデナの災害復旧センターでは、家と財産が火災で被害を受けた女性が10代の娘とともに訪れた。FEMAのウェブサイトによれば、「火災で主な住居が被害を受けたり、個人財産を失ったり、災害に関連した緊急ニーズが生じたカリフォルニア住民」が支援を受けられるはずである。しかし、FEMA職員はその女性に冷淡に対応し、「プラダのデザイナーバッグを買える人が政府の支援を必要とするはずがない」と嘲笑したという。女性がそれが誕生日プレゼントだと説明した後、複雑な書類を完成させたにもかかわらず、「期待しないほうがいい」と言われ、FEMAには膨大な申請のバックログがあり、処理する余裕がないと告げられた。女性と娘が屈辱を感じながら退去しようとした際、FEMA職員は「娘さんが性的に活発なら、無料でガーダシルワクチン2を手配できますよ」と冗談めかして言った。
これらの事例以外にも、FEMAは損傷した家を略奪し続けている。カリフォルニアのホワイト・ハットは、略奪を行うFEMA職員を何度も撃退し、盗まれた物品を返還させている。あるケースでは、FEMA職員が海兵隊に対して「本当に貴重品を守りたいなら、家を放棄する際に置いていくべきではなかった」と言い訳をしたという。
ホワイト・ハットの関係者によれば、FEMAは救いようがなく、修復も不可能であるという。腐敗は機関の上層部から現場の職員に至るまで蔓延しており、これは少数の「悪いリンゴ」が略奪行為を楽しんでいるという問題ではなく、体制的な堕落であるとされる。唯一の解決策は、FEMAを解散させることである。
ホワイト・ハットは、MAGA支持者の国土安全保障省長官であっても、この蔓延する搾取を止められるかどうかに懐疑的である。トランプの以前の国土安全保障省長官——ジョン・ケリー、キアステン・ニールセン、チャド・ウルフ——はいずれもFEMAの不正行為を無視または容認していた。そして、トランプの元FEMA局長ブロック・ロングはディープ・ステートの一員であった。


「我々はクリスティ・ノームを評価している。彼女は有能で素晴らしい人選だ。しかし、歴史は繰り返す傾向があることを我々は理解しており、どんな人物であってもFEMAという連邦の失態を修復できるとは信じがたい。もしかしたら我々が間違っているのかもしれない。もしかしたら彼女、トランプ、そして元Navy SEALでトランプの暫定FEMA局長であるキャメロン・ハミルトンが改革を実現するかもしれない。しかし、それには大規模な構造改革が必要だ。FEMAが非武装化されない限り、彼らは敵だ」とホワイト・ハットの情報筋はReal Raw Newsに語った。