By Michael Baxter -2025年8月5日（Real Raw Newsより翻訳）
先月に反逆罪で有罪判決を受けたカリフォルニア州兵の上級下士官が、先週木曜日にグアンタナモ湾で処刑されたと、Real Raw Newsは把握した。
既報のとおり、コマンド・チーフ・マスター軍曹リン・E・ウィリアムズは7月22日に軍法会議にかけられ、反乱および軍法違反で有罪となった。容赦を見せない強硬派である代行法務官リア・レイノルズ海軍少将は、可能な限り最も厳しい刑、すなわち絞首刑を科した。
同少将は木曜午前、GITMOの看守がウィリアムズを房から連れ出し、米陸軍工兵隊が新設した処刑台のある空き地へ手錠をかけたまま連行した後、刑を執行した。新しい絞首台はリモコンのような装置で遠隔操作され、ボタン一つで死刑囚の足元の床板を開閉できる構造である。これにより、囚人の口を塞ぎ、頭に袋をかぶせ、縄をかける作業は従来どおり行うものの、最終的に床板を落とす行為から「執行人」を外し、吊り刑の責任者がリモコン（FOB）を保持して実行することになるのである。改定の理由について説明はなかったが、一部の海兵にスイッチを押すことへの躊躇や、その後のPTSDの懸念があった可能性もある。もっとも、これは推測に過ぎない。
ウィリアムズは法廷と同様、息巻いてレイノルズ少将と（現場にはいなかった）トランプ大統領を罵倒し、憲法を骨抜きにして軍とICEに「無許可滞在者」やグリーンカード保持者、帰化市民をひったくるように拘束させていると非難した。看守に促されて処刑台へ上がる間も、彼は罵声を浴びせ続けた。
「トランプを崇拝するクソったれのレイシストどもが、黒人を吊るのは想定どおりだな！」とウィリアムズは叫んだ。「2028年を待っていろ——おまえら“クラッカー”どもは報いを受けるぞ」。
“Cracker”は白人に対する古い人種差別用語である。
ホノルル出身で白人というよりアジア系に見えるレイノルズ少将のそばに立っていた将校2名は、実は黒人であり、ウィリアムズを見やって軽蔑の色で首を振った。ウィリアムズは彼らを嘲り、「アンクル・トム」と呼んだ。これは白人に過度に迎合する黒人を指す別の人種差別的蔑称である。
「2028年なんてすぐだ、クソども、覚悟しておけ！」とウィリアムズは叫んだ。
息継ぎのために彼が言葉を切ったところで、少将は執行人に口枷と頭袋の装着を命じた。ウィリアムズは抵抗したが無駄であった。執行人が首に縄をかけ終えるや否や、レイノルズ少将はFOBのボタンを押し、彼を奈落へと落とした。頸椎は瞬時に折れた。
海軍医が脈を確認し、反応がないことを確かめてウィリアムズの死亡を宣告した。
