By Michael Baxter – 2026年4月3日(Real Raw Newsより翻訳)

パム・ボンディは、トランプが最終的に更迭を決断する以前から、数か月にわたり非常に不安定な立場にあった。エプスタイン関連文書の扱いを誤ったことでトランプ支持層の怒りを買い、それが大統領の不満にもつながった。先月、議会でこの文書について問われた際、ボンディは質問をはぐらかし、ナスダックやダウ平均に関する財務報告へと不自然に話題を逸らした。エアフォースワンの機内でテレビを通じてその様子を見ていたドナルド・トランプは失望を隠せなかった。さらに、議場にいたエプスタイン被害者たちに言及する機会を拒んだことも、評価を下げる要因となった。演出的な振る舞いも印象を悪くし、レティシア・ジェームズおよび「セディシャス・シックス」に対する起訴を進められなかった点も問題視された。
ボンディはいつ解任されてもおかしくない状況にあった。複数の職務上の失策が重なり、その運命を決定づけたと、匿名を条件に語ったホワイトハウス関係者2名は述べている。その中には、ホワイトハウス首席補佐官スージー・ワイルズが関与した計画も含まれており、トランプがボンディを切り捨てるよう仕向けた可能性があるという。
「スージーはパムを嫌っている」とある関係者は語る。「彼女の目には、パムは自己中心的な人物に映っている。トランプ大統領の評価が下がり始めたのを見て、彼女はさらに一押しした」。
先月、下院監視委員会では、エプスタイン文書の扱いを巡り、ボンディを再び宣誓証言に呼ぶための召喚状発行が採決された。共和党のナンシー・メイス、ローレン・ボーバート、ティム・バーチェット、マイケル・クラウド、スコット・ペリーが民主党とともに賛成し、24対19で可決された。メイスとボーバートは以前からボンディや司法省を批判していたが、バーチェット、クラウド、ペリーが加わったことで、新たな不満の広がりが明らかとなった。エプスタイン文書の不完全な公開に対する、異例の超党派的批判であった。
情報筋によれば、ワイルズはバーチェット、クラウド、ペリーとワシントンD.C.北西部の高級レストラン「オールド・エビット・グリル」で複数回の会食を行い、ボンディ批判を促したという。具体的な会話内容は不明だが、2月から3月にかけて各議員と3回ずつ会っていたとされる。なお、本件に関する問い合わせ以前、RRNはワイルズおよびその事務所と良好な関係を築いていたが、関与について質問したところ、彼女の補佐官キャメロン・サンダースは「コメントはない」と回答した。
一方、別のホワイトハウス関係者はこう語る。「トランプはボンディがビル・バーと同じくディープ・ステートの一員であり、政権内部に入り込んだ存在だと認識するようになった。ノームのときと同様に、反逆罪で解任したと公表すればメディアの格好の材料になるため、新たなポストを用意する形を取った」。
さらに別の情報筋は、「ワイルズはボンディがカリフォルニア州選出の下院議員エリック・スウォルウェルに対し、FBIが中国スパイとの関係について再捜査を進めていることを事前に漏らしたと突き止めた」と述べている。
スウォルウェルは2011年から2015年にかけて、「ファン・ファン」として知られる中国情報機関の工作員と関係を持っていた。この人物は将来有望な政治家を標的としており、2015年にFBIからその正体を知らされるまで関係は続いていた。下院倫理委員会はこの関係を調査したが、不正行為は認められなかったとしている。
ある関係者によれば、ワイルズはこの問題の再調査を望んでいたが、ボンディは強く反対していたという。
「トランプが外見で女性を任命しているという話は周知の事実だ。ノームやボンディだけではない。トランプはトゥルシ・ギャバードに関する証拠も握っており、次は彼女だろう。スージー・ワイルズはトランプを非常に強く守ろうとしている」と情報筋は語った。
本記事は、海外ニュースサイト「Real Raw News」の記事を日本語訳したものです。
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